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立川市栄町・清水俊喜さん

2020年10月6日

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今月18日に「農いく!」でお世話になる先生農家さん、清水俊喜さんの畑は立川市栄町にあります。
今回は、打ち合わせの際に伺ったお話を中心に、少しご紹介したいと思います!

清水さんの畑は、母屋に一つと、そこから大人の足で歩くこと10分ほどのところにもう一つあります。
面積を聞きそびれてしまったのですが、合わせると相当な広さ!
普段畑に入られるのは、俊喜さんと、お父様とお母様、他にも曜日によっては市を経由して来られる援農ボランティアの方が週に4名いらっしゃるそうですが、それでも毎日の作業は大変だろうなぁ…と想像させられる広さです。
ここで、年間にしておおよそ25〜30品目ほどを手がけています。見学させていただいた9月中旬の畑では、秋冬野菜がすくすくと順調に成長中でした。少し覗いてみましょう〜♪

まずは人参。綺麗な葉っぱが立派に生い茂ります。
葉の勢いがすごいので、もしかするともう間も無く収穫開始かなと思いきや、「いやいや、まだですね。葉っぱはすごいですけど、まだこんななんですよ」と、一つ収穫して見せていただけました。確かにまだまだ細い人参、これから土の中で少しずつ太っていくのですね。

お次はカブ。今回の農いく!でも収穫を体験する予定の白カブは、露地の畑とハウスの2ヶ所で栽培中です。
なるべく長い期間出荷できるように、少しずつ作付けの時期もずらしています。同じカブでも葉の様子が全く違って、見ているだけでも成長の過程が分かり勉強になりますね。
露地とハウスでは植えている品種も違うとのことで、収穫当日は何ていう名前のカブに出会えるかお楽しみに♪

ほかにも、露地の畑にはなんとトウモロコシが。
この辺りでは、トウモロコシは6月下旬〜7月にかけてが収穫のピークですが、今年は作付時期をずらした秋作に挑戦中とのこと!
「うまくいけば、この辺りでこの時期にやる方はほとんどいないし喜んでもらえるかなぁって」と俊喜さん。今年は今のところ、台風の直撃もなく風が穏やかな日が多いので、9〜10月に起こりがちな木ごと倒れてしまうようなことはなさそうで、このままうまくいけば良いなぁと願っています。

最後は、さといも&八つ頭!
この辺りの農家さんは、ほとんどと言えるくらい皆さんさといもを栽培されています。出荷用に本格的にやられている方もいれば、自家消費用に少しだけという方もいますが、俊喜さんは前者。
さといもと八つ頭が隣同士、大きな葉をずらりと並べていました。

ちなみに今の時期、直売所では「ずいき 」が入荷していますが、これは八つ頭や京芋の茎部分にあたります。写真のうち、赤っぽい方がそれ。そして、ずいきは漢字で書くと「芋茎」、そのままですね〜。
(よくずいきをさといもの茎と思われる方も多いですが、さといもの緑色の茎はエグミが強く食べにくいです)

ここにご紹介した以外にも、冬の定番・ブロッコリーやキャベツ、葉物類もたくさん育つ清水さんの畑。
農いく!当日は、サツマイモとカブの収穫に加えて、このように色々な野菜が育つ様子を実際に見学しながら、栽培のお話も聞いていきましょう♪お楽しみに!

text:Megumi Maruyama

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