毎年、6月から入荷が始まる地元のごちそう・ブルーベリー。
8月の農いく！では、国分寺市・平野琢哉さんを先生農家さんに、ブルーベリーのつみとり体験を開催しました！

ここ「ブルーベリーガーデンHIRANO」では、毎年30種類以上にもなるブルーベリーを栽培しています。
もともと、代々植木屋さんを営んでいた平野さんのお家。
ブルーベリーの栽培を本格的に始めたのは、琢哉さんのお父様の代からということで、それが1999年のこと。現在2代目として琢哉さんが受け継いでからはもう15年が経ちます。
今ではブルーベリー栽培一筋の平野さん。毎年シーズンを迎えると、軒先直売やしゅんかしゅんかでの販売、つみとりの受け入れ、全国への発送と、毎日大忙しです！
そんな中、今回農いく！として10組の親子のみなさんを受け入れていただきました^^

まずはじめに、ブルーベリーの圃場見学。
平野さんの圃場では、木にそれぞれ品種名の書かれた看板が立っています。
「ティフブルー」「バルドウィン」「クライマックス」「ヤドキン」「エメラルド」…ブルーベリーに色々な品種があること自体、初めて圃場を訪れたみなさんにとっては新しい発見だったかもしれません。
ブルーベリーは完熟すると濃い青紫色に成長するものがほとんどですが、平野さんは今年「ピンクブルーベリー」も2種類ほど栽培しています。
木の本数が少なく、今年はピンク系品種は不作気味だったとのことで、実際に実がついているところを見ることはできませんでしたが、ピンク色に成熟するブルーベリーがあることに驚いていましたよ。

そのあとはいよいよつみとりタイム！
今回は数ある中でも、8月頭に一番旬の真ん中、よく実がついている「ティフブルー」という品種をつみとらせてもらうことに。
つみとりの前に、平野さんからおいしい実の見分け方を教わりました。
「色が濃い」「触れた時にすこーし柔らかい」「粒が大きい方が甘さを感じやすい」などなど、いろいろなポイントが。
いざ始まると、大人も子どももみんな真剣な表情でどんどんつみとっていきます！
ブルーベリーの木がそこまで高くないということもあって、子どもたちも自分で見上げて腕を伸ばしながら、収穫していました♪
（お父さんお母さんは、反対に腰をかがめながら木の中を探検するように収穫…「腰が痛くなってきた…」という呟きも聞こえてきていました。笑）

収穫が進むと、平野さんの元に駆け寄り、嬉しそうに見てもらう子も。
「これはまだ赤くて完熟していないから、おいしくないよ」と教えてもらい、「え〜！」と言いながら、また木に戻りつみとりに勤しむ姿はとても可愛らしかったです♪

今回は、感染症流行もあるので、全員で試食タイムは設けずに開催しましたが、つみとりながらその場で食べてみたり、つみとり後に親子で休憩しながら味わっているご家族も。

ようやく長かった梅雨が明けたばかりのこの日は35度を超えるくらいの暑さでしたが、収穫中はブルーベリーの木の下で、収穫前後は平野さんのお庭にある大きな木の木陰で、心地良い風が吹くのを感じつつ、みなさん思い思いにリラックスしてご参加いただけたのではと思います。

お家に帰って食べた完熟の味はどうだったかな？
ご参加いただいた皆さん、受け入れてくださった平野さん、ありがとうございました！
また来年も、楽しくブルーベリーのつみとりができますように☆