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【親子でだいずをそだてておみそをつくろう!】第一回活動レポート♪

2022年7月8日

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農いく!人気の自産自消シリーズ。
4月開始のさといもシリーズ、5月開始のさつまいもシリーズに続いて、2022年度第三弾となる「親子でだいずをそだてておみそをつくろう!」が6月下旬にスタートしました!
この大豆シリーズは、自産自消シリーズの中で一番最初に始まったプログラム。
2020年の開始以来、今年で三年目となり、年を重ねるごとにご参加組数も増えてきていて嬉しく思っています。^^
今年は13組のご家族と一緒に、6月〜12月にかけて半年間さまざまな活動をしていきますよ。
全5回の活動を、回ごとに「農いく!Diary」にアップしていきたいと思いますので、ぜひご覧ください♪


今年も大豆シリーズの先生農家さんを務めてくださるのは、国立市谷保・三田高徳さん!
三田さんは、「自分の子どもに手づくりの味噌を食べさせてあげたい」という思いを持ったことをきっかけに、10年ほど前に自分の畑で大豆の栽培を始められました。
国立市内にいくつかの畑を持っており、大豆のほかにも、年間で30品目ほどさまざまな野菜を育てられています。
また、三田さんのパートナー・栄美さんは、国立市内で「やさいと喫茶 モロゴロ」というカフェを運営する店長さん。
今年も、最終回のお味噌づくりはその素敵なカフェで行う予定で、そちらも今から楽しみです^^♪

さて、第一回当日。
集合時間が近づくと、今年参加する子どもたちが続々と集まってきてくれました♪
今回の大豆シリーズへの参加が「農いく!デビュー」という子も少なくなく、「どんなことをするのかな…?」とちょっぴり緊張した面持ちの子どもたちも多かったかな?
受付で自分のパンフレットと麦茶用のコップをもらって、大事にお名前を書いていきます^^


(1dayイベントの時と同じく、早めに着いたお友だちは、農いく!スタッフおすすめのお野菜の絵本を読んで待ってくれていました)


全員集合すると、まずは今回のプログラムの概要説明から。
お味噌をつくるという体験はもちろん、その材料となる大豆から栽培をするという体験は、なかなかお家ではできないですよね。これから半年間、どんな流れで、どんな活動を重ねていくのか、あらためてみなさんで共有しました♪
そのあとは、毎年恒例の絵本タイム。今年も登場したのは、「まんまるダイズ みそづくり」(ミノオカ リョウスケ作)。
大豆が畑でどう育っていくのか、収穫した大豆を使ってお味噌はどう作るのか、仕込んだあとの熟成にはどれくらいの期間がかかるのか…それぞれ季節の移ろいとともにわかりやすく描かれていますよ^^

絵本を読んで少し活動のイメージが掴めた(かな?^^)ところで、第一回のメインテーマ・大豆の種まきにさっそく挑戦します!
今年もみんなで育てていくのは、「鶴の子大豆」という種類。途中には枝豆としても楽しめて、大豆としても栽培しやすいといわれています。
種まきは、炎天下のもと露地の畑で長時間活動するのは子どもたちの体力が心配…ということで、箱を活用してまき、芽が育ったら先生農家の三田さんに畑へ定植してもらうことに♪(三田さん、ありがとうございます!)

トレーのような箱に三田さんが敷きつめてくれていたのは、腐葉土。腐葉土とは、枯れ落ちた葉っぱなどをミミズなどの虫や微生物が長時間かけて分解してくれたもの。葉が崩れて土のように変化しています。
ここに、「筋蒔き」といって、指で筋(線)を引きその上に種を並べて植えていきます^^
難しい道具もいらないから、小さな子どもたちも自分の手で上手にできますね!
パラパラ〜っとあっという間に器用に並べる子もいれば、一つひとつゆっくりと時間をかけて等間隔に並べる子もいて、同じ活動をしていてもそれぞれに素敵な個性が見られました。

(大豆の種は大きめだから、小さな指でも掴みやすいのが良いところですね!)

(今回は2家族ごとに箱を共有して、一緒にまきました。初対面のご家族ばかりですが、種まきしながら会話が弾んでいる光景も見られましたよ〜^^)

種をまき終わると、仕上げに、上から腐葉土を重ねてかけてあげます!
種が土から顔を出したままの状態にならないように、よく見ながら、丁寧に、丁寧に。
土をかけるのに大きなスコップが足りなくて&スコップは少し重たくて、、、子どもたちは三田さんが貸してくれた小さなスコップや大豆の種が入っていたカップ、さらに自分の手でヨイショ、ヨイショとかけてあげていました。



(腐葉土はフカフカで気持ちいいね♪)

これで大豆の種まきは完了!ここからは先生農家の三田さんにいったんバトンタッチ。しっかり芽が出たら畑に植えてもらおうね♪

大豆の種まきを終えると、後半戦♪
ちょっぴり歩いた先にある、三田さんの別の畑へ移動して、旬のお野菜の収穫体験です。
冷たい麦茶を飲んで少し休憩したら、いざ畑へレッツゴー!(みんな暑い中、頑張って歩いてくれてありがとう!)

(歩いている途中には、元気なバッタを見つけたり…)

(これからみんなの大豆を育てていく畑に実際に入ってみて、先に植えられている枝豆の花や小さなさやを観察したりもしました!)

畑に着くと、みんなを待っていたのは…今日収穫するたくさんのナス!
国立市は昔からナスの栽培が盛んに行われており、「谷保(やぼ)ナス」と言われて名産のひとつなのです^^
毎年三田さんもたくさん作るナス。収穫方法を教わって、さっそく子どもたちも挑戦してみました♪


(大きいナスがとれたかな?紫色のお花も可愛らしいですよね^^)

これで第一回の活動はすべて終了。
最後に、三田さんからみんなへ、お野菜のお土産がありました!その名も、「コリンキーかぼちゃ」!
一般的なかぼちゃと異なり、黄色くてコロコロまあるい形が特徴のコリンキーは、なんと生で食べられるサラダかぼちゃなのです。「初めて見た!」という親御さんが多く、お家で食べてもらうのが楽しみです♪(どう食べましたか??^^)

今年は、東京も異例のはやさで梅雨が明け、暑い夏が長く続きそうな気配がしていますね。。
しっかり水分補給をしながら、7月末の第二回もみんなで楽しく活動したいと思います!
ご参加のみなさん、先生農家の三田さん、これから半年間どうぞよろしくお願いします^^♪

text:Megumi Maruyama

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