• Diary
  • 農いく!のこと

【ちびっこ農スクール 第1期三鷹校】第一回活動レポート♪

2022年6月13日

photo

今年、農いく!3周年を記念して新たに始まったプログラム「ちびっこ農スクール」!
今月から年末にかけておよそ半年間、三鷹市・冨澤ファームさんの畑を舞台に農家さんのさまざまなお仕事を家族で一緒にたっぷり体験していきます。
今月4日(土)、気持ちいいお天気に恵まれた中、記念すべき第一回が開催されました!
どんな活動が行われたのかな?普段の1day体験との違いは?今回もお写真とともに振り返ってみたいと思います♪



(集合時間になると、今回参加する元気な子どもたちが続々とやってきました!さて、みんながお名前を書いているものは何かな…?)

(受付でスタッフに自分のお名前のバッヂを付けてもらうと、)

(野菜の絵本を読んだり、)

(冨澤ファームのボランティアのお兄さんお姉さんと談笑したりして開始を待ちました♪)

全員揃うと、まずは「ちびっこ農スクール」ではどんなことをしていくの?というお話から。
これから月に一度の活動の中で、野菜の収穫や畑のお世話、荷づくりや販売などいろいろな体験をしていくのですが、そこでみんなが使っていくのが、「ちびっこ農スクールワークブック」。
みんなが、受付でお名前を書いていたのはこの冊子でした♪
毎回の活動を終えたら、「今日はどんなことをしたかな?」「楽しかったことや、難しかったことはあるかな?」と家族で振り返るためのワークブック。半年間の活動を終えたら、きっと子どもたちの学びや気づきが詰まっているはず!今からワクワクしますね^^♪

そんな紹介も終えたら、まずは、農家さんと子どもたちの自己紹介を行いました♪
今回長い期間にわたって、みんなに農家のあれこれを教えてくれるのは、三鷹市・冨澤ファーム四代目である冨澤剛さん。
昨年は、自産自消シリーズのうち「親子で秋じゃがいもをそだてよう!」を受け入れてくださった冨澤さんは、「農作業」だけではなく、地域の(そして時に地域を飛び出して)人との交流をとても大切にしている農家さんです。
自己紹介の中でも、「サービス業のような農業スタイルを目指してやっています」というお言葉がありましたが、まさに農業を通して多くの人の笑顔を生み出している冨澤さんと、今回ちびっこ農スクール第1期をご一緒できることをとても嬉しく思っています!

冨澤さんの自己紹介の後は、子どもたちの出番♪
今回は15組のご家族が集まってくださいましたが、子どもたち一人ひとりに、「お名前・年齢・好きな野菜」をお話してもらいました。
手をあげて大きな声で発表する子もいれば、少し照れながら発表する子。
みんな、初めての場所、初めて会う人ばかりの中、とてもかわいくて、とてもかっこよかったです!





(年齢も好きな野菜もそれぞれ。これから一緒に活動していくのが楽しみだね♪)

全員で自己紹介を終えると、さっそくワークブックを使いながら、農業や野菜について考えてみるワークを行いました!
ワークの中では、まず、
・みんなの好きな野菜ってなあに?その野菜のどんなところが好きなんだろう?
・反対に…みんなの苦手な野菜は?その野菜はどうして苦手なんだろう?
とあらためて親子で話しながら書き出してみましたよ。
「甘いから、好き」「口の中に残る感じがするから、苦手」「赤いから、好き」「苦い感じがして、苦手」…子どもたちそれぞれに、出る野菜の名前も違えば、理由もそれぞれ。(でも、トマトとトウモロコシは「好き!」に挙げる子が多かったかな?^^)
好き!と苦手…の裏側にある、「どうして?」に目を向けてみると、なんとなく共通点や傾向が見えてくるかも?
そして、野菜の持ついろいろな特徴についてあらためて考えてみるきっかけになればいいなぁと思います。

好きな野菜と苦手な野菜について考えて発表しあったあとは、「野菜が育つために、必要なものは何かな?」とみんなで考えて意見を出し合ってみました!
「タネ」「土」「水」「日光」「虫」「ミミズ」「風」「肥料」「栄養」…とたくさんの回答が出て、農家の冨澤さんも「みんな大正解!」と感心していました。
小学校に通うみんなは、授業の中で勉強したこともあるかもしれないけれど、これからの活動のなかで今日みんなが答えてくれたそれぞれの要素を実際に「体感」してもらえたら嬉しいなあと思います。

そして、ここにあがった要素を使って野菜を実際に育ててくれるのは?そう、「農家さん」です!
最後に、「農家さんのお仕事には、どんなことがあるかな?」と考えてみましたよ。
「野菜のタネをまく」「土づくりをする」「野菜を大事に育てる」「収穫する」…ここでもいろいろな回答が出ました♪
冨澤さんからは、「みんな大正解!そして、東京の農家さんにとっては、自分でお客さんに野菜を売ることも大事なお仕事なんだよ」とのコメント。
みんなが発表してくれた農家さんのお仕事は、まさにこれからちびっこ農スクールの中で体験していくことばかり。実際にやってみると、どんなことを感じたり、どんなことに気が付いたりするのでしょう?楽しみですね。




(みんな、元気に答えてくれてありがとう♪)

さて、初回のワークを終えると、少し歩いたところにある畑へ。

(軍手をして、何のお野菜を取りにいくのかな〜)


(るんるん♪長靴だから、水たまりもズンズン入っちゃうよ〜)

(畑を歩いていると、いろんな野菜が目に入るね。これは何かな?)

そんなこんなで、畑に到着。
第一回では、私たちの日々の食事に欠かせない常備野菜・玉ねぎをたっぷり収穫しました!

こんなにも身近な野菜なのに、実は畑でどんな姿をしているのか見たことがないという子どもたちや親御さんが多かったですね^^
冨澤さんから、
「みんなが普段食べている丸い部分は、実は玉ねぎの肥大した茎なんだよ〜」
「緑色の葉っぱがクタ〜っと倒れているものが収穫の合図だよ」(=葉っぱがクタ〜っとしているのは、茎の部分に栄養が行ききった証拠なんですって!)
と丁寧に説明を聞いてから、収穫のお手本を見せてもらって、いざ畑へGO〜!
今回は、なんと袋に詰め放題!ということで、クタっとした葉っぱの玉ねぎを選びながら、張り切ってスイスイ抜いていくみんなでした♪


(特別な道具は一切不要!玉ねぎはどんどん抜けるから気持ちいいね〜)


(さあ、たっぷりとれるかな〜?)


(まんまる玉ねぎ、いいにおい!)

袋にいっぱいの玉ねぎがとれたら、第一回はお開きです♪

第二回は、一ヶ月後の7月2日(土)。
今回玉ねぎを収穫した畑と同じ場所で育つ夏野菜のお世話と、旬のトウモロコシ狩りをする予定です^^
どんな農作業=“農家の技”を教わるのか、ぜひお楽しみに!

text:Megumi Maruyama

PageTop