先日の農いくでのひとコマ。
ジャガイモ堀りが始まる前の待ち時間、今回収穫する畑の隣はもう収穫済みということで先生農家の清治さんから入って遊んで良いよ!とお許しが…ということで、参加者の子どもたちと遊んでいたのですが…ある子が土の中からこれを発見!
土の中から実みたいなものが出てきて、みんな不思議モード。
「ジャガイモかな?」
う〜ん、硬いし色も違うような。
「柿じゃない?」
形は似てるけど、色づきそうには見えない…
「ナスみたい」
似てるけど土の中からは出てこないような、しかも硬い…
と大人も混じってお話ししていたのですが、全く分からず。
清治さんに聞いてみると、
「ジャガイモの実だよ、知らないの??」
…ジャガイモの実?ジャガイモに実なんてあるの?と思わず口走ったのですが、よく考えるとジャガイモの収穫タイミングは花が咲いて、葉っぱが枯れた後が一般的。植物なんだから花が咲いたら実がつくのは当たり前なのですが、想像の範囲外だったのです!ジャガイモの実はよくみると、ミニトマトやナスの風貌に似ていて、同じナス科であることを実感。
農いく!は収穫体験がメインイベントではありますが、このような収穫じゃない周辺にこそおもしろいことがあったりします。
今回も、ジャガイモ掘りよりも雑草を見るのが楽しそうな子(彼にとっては雑草という概念がないからジャガイモと同じかそれ以上の価値があるのかも!)がいたり、虫を捕まえて見せてくれる子がいたり。それぞれの楽しいことや好奇心が刺激されることが見つかると、とても良いなと思っています。
text:Yusuke Shibuya