今回のテーマは春の一瞬間に登場して、季節の訪れを感じさせてくれる野菜、「そらまめ」！
雨続きの１週間でしたが、ひさびさの青空のもと（晴れてよかった〜！）国立市・梨さとう園での活動でした！

今回お世話になったのは、梨さとう園16代目の佐藤英明さん。
英明さんといえば、梨の名人！そのほか数多くの野菜を育て、くにたちのしゅんかしゅんかに届けてくれている農家さんです。
また援農や子ども向けの収穫体験を積極的に受け入れ、たくさんの人が都市農業に触れる機会を積極的に作っていらっしゃいます。
昨年の農いく！でも、里芋の収穫体験の受け入れをしていただきました^^

まずは恒例、おやさいクイズをみんなで確認。
それからそらまめを題材にした絵本、『そらまめくんのベッド（なかや みわ作）』を読みました。
そらまめくんのお話を読んだことのあるお友だちもたくさんいて、なくなっちゃったふわふわベッドがどこにあるのか、すでに知っていたお友だちもいましたね^^

絵本を読み終わったら、英明さんからそらまめのお話を聞きました。
樹の上部になっているそらまめは甘く、下になっているものはホクホクした食感であること、英明さんが育てるそらまめの品種は、茹でたり焼いたりしても中の豆の色が緑色のものだということなど、参加者のみなさんから「へぇ〜！」という声が。

そらまめについてのお話を聞いたらいよいよ収穫です！
プリッとツヤのあるものを選んでくださいという英明さんの説明と、実際の取り方をみんなで見せてもらったら、青々した葉っぱがしげるそらまめの畑へいざ！今回は袋に詰め放題です！
葉っぱをかき分けてプリッとツヤっとしたそらまめを探すのはまるで宝探しのよう。
みなさん次第においしそうなそらまめを見つける名人になっていましたよ。
「まだ入るよ！もっと入れていってください」とおっしゃる英明さんのおかげで、充実した収穫体験になりました！

袋いっぱいにそらまめを収穫したら、英明さんのお仕事見学。
英明さんは、梨の枝や野菜で自家堆肥を作って使用し、畑を循環させている農家さんなのですが、その際に使う梨の枝の粉砕を見せていただきました。
粉砕機のスイッチを入れ、枝を入れるとバリバリとすごい音が！
耳を塞いじゃうくらい大きな音で、びっくりしたお友だちも多かったかな。
粉砕した枝や畑の野菜が堆肥になったものも見せてもらいました。
元の姿からは想像つかないくらい細かくて柔らかい堆肥。みんな触ってみてどんな感想をもったかな？

旬は一瞬のそらまめ。お店に出ている時期も短いし、まして畑になっている様子を見る機会って今までなかったんじゃないかなと思うのですが、青空の下、そらまめがなっているところを見ながら収穫したり、農家さんから野菜や畑について直接お話を聞いたり、やっぱり実際に畑で活動するのって楽しいなあ、最高だなあと改めて感じた農いく！でした。

英明さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました！
またどこかの畑でお会いできますように♪

text：Tomoko Kanke