• Diary
  • 農いく!のこと

【親子でらっかせいをそだてよう!】第三回(最終回)活動レポート♪

2021年10月8日

photo

テーマ野菜を栽培〜収穫〜加工まで丸ごと体験してみよう!農いく!シリーズ体験企画「親子でらっかせいをそだてよう!」の第三回(最終回!)が先月末に開催されました!
今年は合計4本のシリーズ体験企画が動いていますが、一番乗りで最終回を迎えたのがこの企画。
5月に始まって丸4ヶ月間、畑が好き!野菜が好き!な元気いっぱいな子どもたちやご家族との活動が終わってしまうと思うと、スタート前から少しさみしい気持ちになっていたのはここだけの話です…。

9月は台風接近もありましたが、開催当日はお天気にもバッチリ恵まれて、みんなで気持ちよく活動することができました♪
最終回も、一部お写真とともに内容を振り返ってレポートしたいと思います!
テーマは、「おおまさりの収穫&ピーナッツバターづくり体験!」



(早めに集まってくれた子どもたちは、スタッフが用意した落花生や野菜の絵本を読んだりしてスタートを待ちました。あれ?何やらペンとノートを持って、マジメそうな子もいますね〜笑)

全員集合したら、落花生の畑へと歩きます。
落花生が植わっているところにたどり着くまでには、さつまいもやブロッコリーなどの秋野菜やおおきな堆肥の山など、ただ歩くだけでも農や旬を感じられる畑の風景が広がっていましたね。育っている野菜が変わっているのを見ることで、季節の移り変わりを感じられるのも、シリーズ体験で同じ畑に通うことの醍醐味の一つだなぁと改めて感じました。


(みんなでお世話をした落花生の畑に到着!するとさっそく…)

(「虫だ!」の声も^^畑には色々な生き物がいますね〜。)

みんなで、「大きく育ったね〜」と畑をまじまじ。真夏の頃と比べて少し葉の色が茶色くなり始めているのが収穫のサインです♪
先生農家の嶋﨑さんから、「まずは、みんなで頑張って引っこ抜いてごらん!」との号令が!
家族みんなでズンズン畑に入り、初めての落花生収穫体験スタートです☆「えいえい、おー!!」



(株ごと引っこ抜くのはなかなかの力仕事!近くに生えたつるが絡み合っていて、結構たいへんでしたね…!)

(クゥ〜〜〜重い!いい表情です!)

(とれたぞ〜〜〜!)

(一緒に活動してきたお友だち同士で協力し合う場面も♪)

みんなの手でがんばって引っこ抜いたら、後半は嶋﨑さんのかっこいいトラクターの出番です!
普段収穫する時は、このように先にトラクターをかけてから手作業で抜いていくそう。
土を掘り起こしてくれるので、落花生や根っこが土から浮いて収穫するのが少し楽になるのですね♪
トラクターが通った跡を、みんなで引っこ抜いたり、土の中に残った落花生を「もったいない!」を掛け声に拾い集めたり、土と一体化してみたり…^^
ひと言「収穫体験」という中にも色々な体験が詰まっていますよね〜。

収穫したら、た〜っぷりついたさやもぎタイム!
みんなとっても真剣な表情で、丁寧にさやをもいでいきます。
もぎながら、「これ、三つ子だ!」「これ、小さいけれどちゃんと実は入ってるのかなあ」などいろいろな発見や不思議の声が聞こえてきましたよ。みんなの感じ方が本当にそれぞれ個性的で、とても良いなぁと思いながら聞いていました。
嶋﨑さんからは「さやが柔らかすぎるのは、中の実があまり育っていない印だから弾いちゃってね〜」とアドバイスも。さやの感触も確かめながら、丁寧に分けていくみんなでした。



(たっぷりとれたかな?)

(よいしょ〜!さやを外して残った葉やつるは、また堆肥となり畑へと還っていくそうです。)

(さやもぎを終えると子どもたちが率先して運んでくれました。ちいさな農家さんたち、かっこいいぞ!)

さて、収穫とさやもぎを終えたら、最後は落花生を綺麗に洗っていきます。
ここで登場したのが、嶋﨑さんがいつも使っているという野菜洗い機。もともとは人参を洗うための機械として作られたものらしいですが、色々な野菜にも使えるとのことで、落花生を洗う現場を見せてもらうことに。
収穫したばかりの落花生は、泥がたくさん付いています。これが、洗うことでどんどんピカピカに!さやの淡い色がはっきりと見えるようになっていくサマは感動しましたね〜。お父さん、お母さんたちも興味津々で覗き込んでいました^^


(この状態から…)

(嶋﨑さんが洗っていくと…)

(ピカピカに〜!洗い終えた落花生が横からどばばば〜っと出るのもおもしろーい!)

(お家に持って帰る落花生を自分たちで選んで袋に詰めていきました♪)

(いっぱい詰められたね!おおまさりがたっぷり、嬉しい〜〜〜♪)

さて、落花生「おおまさり」の収穫体験を終えると、最後はお待ちかね!?「ピーナッツバター作り体験」のお時間です☆
みんなでハウスの中へ移動すると、、、何やらカッコいいマシンが。

そう、これがピーナッツバターを瞬時に作ってくれる、ピーナッツバターマシンです(そのまんま)!
今回特別講師として来てくださったのが、国分寺市在住のピーナッツバター名人「よのなか」さん。

加工を始める前には、ピーナッツバターがどんな風に作られるのかや、普段よのなかさんが通っている落花生の産地の様子などもお話してくださいました。
「ここに煎った落花生を入れて、スイッチを押すだけでできちゃうんですよ〜」というのには、みんなまだ不思議そうな表情。
ということで、順番に並んで、一人ずつやってみよう〜!



(スイッチを押すと、にゅるにゅる〜〜〜っと出て来る〜!不思議…)


(できたてのピーナッツバターをみんなでペロリ♪「おいしい〜!」「すごい濃厚!」という感想が飛び交っていましたね^^)

(子どもたちの後には、先生農家の嶋﨑さんも♪初めて見るマシンに、興味津々のご様子。)

これで、5月〜9月と4ヶ月に渡り行って来た活動もお開きとなりました。
落花生のさやを割りタネをとるところから始まり、植え付け、夏にはマルチ剥がしや草取り、そして秋には無事に立派な落花生「おおまさり」をたっぷり収穫することができました。
落花生の畑の活動の他にも、夏野菜の収穫体験や、お家に届いた旬野菜セットも楽しんでいただけたでしょうか?
ご参加いただいたみなさん、そして子どもたちにとって、農業、畑、野菜、そして落花生!が、参加する前よりも少し身近なものになっていたら、先生農家の嶋﨑さんとスタッフ一同とても嬉しく思います。
シリーズ体験はこれで終了ですが、これからも1dayイベントなどを通して、今回参加してくださったみなさんとどこかの畑でまたお会いできることを楽しみにしています!

4ヶ月間、おつかれさまでした!ありがとうございました〜!

text:Megumi Maruyama

PageTop