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【親子でさつまいもをそだてよう!】第二回活動レポート♪

2021年7月31日

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いよいよ夏本番!毎日ほんとうに暑いですね…
先週の土曜日、この日も夏らしい入道雲が広がる青空のもと、農いく!シリーズ体験「親子でさつまいもをそだてよう!」の第二回が開催されました。
今回も、一部お写真とともに、活動の内容を振り返ってみたいと思います☆
テーマは「さつまいもの成長観察&枝豆の収穫体験」!

みんなでさつまいもを育てている畑、舞台は東京・立川市です。
先生農家の清水俊喜さんのおうちに集合したみんな。さつまいも畑は、ここから少し歩いた場所にあり、おうちの裏に広がる畑道を抜けていきます。
さあ、5月の第一回でみんなが苗を植えたさつまいも、タネを蒔いた枝豆は無事に育っているかな??ドキドキワクワク、畑に向かいました♪


畑に着くと、5月に訪れた時とは景色がまったく変わっていることに驚きましたね。
まっさらだったさつまいもと枝豆の畑。そこには、青々とした葉が立派に生い茂っていました!


(さつまいもはしっかりと葉が広がり、葉をめくるとつるがグルグルと伸びしっかり育っていましたよ)

まずは、みんなでさつまいもの成長を観察。
今回の企画では、参加者のみなさんそれぞれに番号を割り振り、自分が植えた苗には目印にちいさな看板を立てています。
みんな自分の番号のところに行ってさっそくまじまじと観察スタート。
「つるがからみあっていて、どれがじぶんのかわからないよー!」という子や、「これとこれ、はっぱのかたちがちがうよ」と気がつく子も。
今回みんなで育てているさつまいもは、「べにはるか」と「ふくむらさき」の2種類。
確かに、葉っぱのかたちが全然違ったのでした。いわゆる、さつまいもの葉としてイメージするのは、ハート型?スペード型?のようなかたちかなと思うのですが、ふくむらさきは少しトンガリ部分もあり、似ていなかったですね。
子どもたちの気づきに感心させられた場面でした。
他にも「はっぱのいろもちがうきがする!」という意見も。みんなでよ〜く見ながらさつまいもの成長を実感し、中には写真を撮っている親御さんも。5月、7月、そして次の10月とどんな風に変化していくのか、記録に残せたら良いですね♪

農家の俊喜さん曰く、「今はまだ、土の中でさつまいもは大きくなっていないですよ〜」というお話も。
苗の植え付けからおよそ2ヶ月。まだ育たないなんて、さつまいもはゆっくりだなあなんて感じたかな?
これからさらに3ヶ月待って、10月には土の中からどんなさつまいもが出てくるかな…!?楽しみに待ちましょう♪

さつまいもの成長観察を終えると、お次は枝豆の収穫です!
5月にタネを蒔いた枝豆は、とっても順調に生育していました。
こちらも俊喜さん曰く、「枝豆の収穫適期をあらかじめ予測するのはすごく難しいんです。天候などによって左右されるし、おいしい時期も短いので。今回も日程が決まっていたから実はすごくドキドキしていたのですが、ちょうどうまいこといったんじゃないかなと思います!」というお話が。
確かに、見る感じ、さやの色や膨らみ方がちょうどおいしそう!「ラッキーだね〜」なんて話しながら、みんなで収穫です。


(まず、農家さんに収穫方法のお手本を見せてもらって…)


(収穫体験スタート〜!!)

聞いてみると、枝豆の収穫は初めてやるという子がほとんど!
でもハサミなどを使わずにできるのが枝豆収穫の良いところ。少し力は必要だけれど、ちいさなおともだちも汗をかきかき、自分の力でがんばっていましたよ^^
「根元の方をしっかり持って、上に引っ張ってごらん」というアドバイスのもと、それぞれ家族で協力しながら、自分たちで種まきをした枝豆をどんどん収穫していきました☆


(じぶんと同じくらいの背丈がありそうな枝豆!がんばれ、がんばれ♪)

枝豆を収穫した後は、畑に敷いたシートの上で枝豆のさやもぎタイム。
これが結構大変でしたね…なんせ、1家族あたり18株もとったのです…!
さやが膨らんでいないものや色が変わっているもの、虫食いのあるものなどを選別しながら、みんな上手にもいでいました。
ハサミを使う子もいれば、手でポキポキ外していく子、「ママ、がんばれー」と応援隊長に徹する子(笑)などなど、それぞれです♪
さやをもいだら、農家さんが普段野菜を出荷するのに使う「ボードン」という透明な袋に袋づめ。18株の大〜きな枝豆が、綺麗に袋づめされました。
「バッグシーラー」という袋を留める農家さんの道具もお借りして、みんなでガッチャン!初挑戦。「できたー」と嬉しそうに見せてくれるおともだちがたくさんいました☆


(慣れないと案外難しいバッグシーラーの扱い。普段野菜を販売しているスタッフもちょっとだけお手伝いします。)

(いっぱいとれたね♪)

さあ、ここまで暑い中がんばったみんなに、今日は農家さんからプレゼントが♪
すべての体験を終えて作業場に戻ると、俊喜さんのお父さんとお母さんが、冷たいスイカを切ってくれていました!

もちろん、ここ清水さんのお家でとれたスイカです。これが大きい、大きい!
最近はスーパーなどでも持ち帰りやすい小玉スイカが主流となっていますが、その倍は余裕でありそうな大玉スイカです。
みんな手を洗って、すぐにかぶりついていましたね♪
お母さんは、「やっぱり大きい方が味も良い気がするわね〜」なんて笑顔でみんなに振舞ってくださいました。
実はこの日は、スイカの他にも塩茹でした枝豆も出してくださり、畑の体験だけではなくお口からも地元の夏を満喫できました。ほんとうにありがとうございました!!



(仲良しのおともだちと一緒に参加している子たちは、密かにスイカデート中…?笑)

(ごちそうさまでした!!)

全部終わると、最後にはこれまた今が旬のかぼちゃのお土産も。
みなさん、枝豆やかぼちゃはどんな風に食べたかなあ?気になります^^


(農家さんのお家の水鉄砲を借りて、こんな畑の楽しみ方も?夏を全身で満喫中です!笑)

この日も暑さはありましたが、無事にお天気のもと開催できてよかったです!
いよいよ次回は最終回。10月半ば、みんなでさつまいもを収穫して、さつまいもを使って少し遊んでみたいと思います♪
子どもたちにとって身近なさつまいもが、より身近で好きな野菜になってくれたら良いなぁと願いつつ。

また元気に畑で遊びましょう〜!!次回も農家さんとスタッフ一同お待ちしております☆

text:Megumi Maruyama

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