今日は、今月行われたばかりの農いく!連続体験講座「めざせ!大豆の博士」の第三回の内容をレポート〜!
今回のテーマは「えだまめを しゅうかくして たべる」でした。
9月に入ったばかりのこの日、九州地方を激しい台風が通過する影響で東京も一日中怪しい天気予報…。泣く泣く畑での枝豆収穫はあきらめて、直接「くにたち村酒場」で農いく!スタートです♪
まずは、今日やることの流れをみんなでおさらい。
子どもたちを代表して、小学4年生の男の子がプログラムを発表してくれました♪
今回は、子どもたちの代わりに先生農家の三田さんが収穫した枝豆を枝つきのまま持ってきていただきました。
今日の活動のメインのひとつ。収穫した枝豆を観察しながらさやをもぎ取り、一つひとつ選別をしていきます!
今年三田さんの畑では、7月の長梅雨に続いた8月の水(雨)不足の影響を受けて、実は枝豆の調子があまり良くないとのこと。
さらに天候の影響に加えて、枝豆栽培にとっては天敵とも言える「カメムシ」も発生しているようで、豆が小さかったり、色が茶色くくすんでいたりするものがありました。
(枝豆栽培には、乾燥とカメムシへの対策が重要!もちろん三田さんも対応してくれていた中でも、今年の8月の猛暑と水不足は深刻でした…。)
子どもたちはさやをもぐと、一つひとつ丁寧に見ながら、食べられなさそうなものは弾いていきます。
これがなかなか難しい!枝豆はさやの見た目だけではわからないものが多いのですね。みんな真剣な表情で「これはどうかな?」とお互いに相談しながら集中して作業していました。
選別を終えると、今日お世話になる「くにたち村酒場」ランチタイムのシェフ・山田さんに枝豆を託します!
茹でてもらっている間も、楽しそうにおしゃべりするみんな♪これまでの活動を通して、お互いの顔や名前も覚えながら少しずつ仲良くなっているのが垣間見えて微笑ましいです^^
さぁ!枝豆が茹で上がったところで、みんなで試食タイム!
家庭ごとに分かれて、食べながら味の感想を伝え合います♪
選別しきれなかった(食べられない)豆もありつつ、みんなでおいしく頂きました!
食べた味の感想を書いているのかな?真剣な表情。
枝豆を試食した後は、大豆の絵本読み聞かせ第二弾!
今回は『ヘルシーせんたい ダイズレンジャー(やぎ たみこ著)』という、ちょっぴりおもしろ要素が入った絵本です。
途中で大豆が色々な食材に変身する場面では、子どもたちも夢中でかじりついて見ていました♪
絵本が終わると、キッチンからい〜い匂いが…
今日は三田さんが育てた夏野菜をたっぷり使った、特製ランチをみんなでいただきまーす♪
旬のナスとモロヘイヤに玉ねぎを使ったトマトソースの冷製パスタと、ホクホクじゃがいものグラタン。野菜は全部三田さんのものです!
シェフにお話を聞くと、「ナスは子どもが嫌いな野菜の上位に入っちゃうみたいだから、今日は食べやすいように、皮を剥いて少しかための食感に仕上げてみました」とのこと。
これが、本当に食べやすい!ナスの癖がいい意味で薄くなり、でも風味はしっかりと感じられて、子どもたちもみんな残さずペロリと平らげていましたよ!^^
お腹いっぱい満たされて、今日はここでお開きです。
畑仕事ができなかったのは残念だったけれど、その分ゆったりと親睦を深められた気がしています。
次回は10月末、いよいよ「大豆」の収穫を迎える予定!
ちょっぴりドキドキ、楽しみだね!
次回もみんなで、「えいえい、おー!」
連続体験講座の第一回、第二回のレポートはこちらから☆
https://nouiku-tokyo.com/diary/daizu_report_01/
https://nouiku-tokyo.com/diary/daizu_report_02/
text:Megumi Maruyama