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「めざせ!大豆の博士」第四回レポート(2020年10月25日開催)

2020年11月1日

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今日は、先月下旬に行われたばかりの農いく!連続体験講座「めざせ!大豆の博士」第四回の様子をレポート〜!
今回のテーマは「だいずを しゅうかくして かんそうさせる」
そう、6月の種まきから始まったこの連続講座も、いよいよ大豆の収穫期を迎えました!
気持ち良い秋晴れの中、今回も子ども達は、畑でいろいろなことを感じ学びながら、楽しく活動しました♪

まずは、大豆の畑で観察から。
実は今回、農いく!用に蒔いた大豆はうまく育つことができませんでした。
それでも、子ども達はしっかりと自分たちの目で観察しています。
「おおきくなれなかったね」「さやがついてるものもあるけれど、うすくて ぺらぺらだ」と、子ども達の視点で感想を聞かせてくれました。
タネが原因か、天候が原因か、、難しいけれどそれも含めて農業の一部であるということを、何となく感じ取っているような表情のみんなでした。

と、ここでさっそく先生農家の三田さんからサプライズ!
「農いく!用の隣に蒔いた大豆は結構順調だと思うから、今日少し収穫して茹でて食べてみようか」
本当だ!立派に葉が生い茂っています。

こちらは、ふつうの青大豆と、他にも黒大豆と赤大豆が植えられています。(赤大豆は、三田さんも今年初挑戦中だとか)
同じ時期に蒔いても、豆の種類ごとに少しずつ成長具合が異なり、赤はもう葉が少し枯れ始めているものもあり、青と黒は今がちょうど「枝豆」として食べるには良い頃だろう、と!
ちなみに、豆を一つずつ取り出してみるとこんな感じ。子ども達はみんな、大豆もそれぞれに色や大きさに個性があることを発見します。

「一人ずつ、好きな色の大豆を収穫していいよ」と言われ、みんなテンションMAX!
畑に入り、さやがたくさん付いていそうな株を探して収穫を楽しみました。大きくて一人では抜けない株に出会うと、みんなで協力して「えい!」と引っこ抜きます!

そのあとは、三田さんのもう一つの畑へ移動。

ここでは7月にトウモロコシや枝豆を収穫させてもらったので、子ども達にも馴染みがあります。夏には見かけなかった人参や赤カブなど冬野菜が育っていて、「これ、なんの葉っぱかな〜?」とみんな興味津々に畑を歩きます。

今回は、農いく!用の大豆をこちらの畑で取らせてもらうことに♪
だいぶ葉が枯れているもの、まだ少し青いものとありましたが、ぜーんぶとっちゃいます。
みんな一斉に畑に入り大豆の収穫スタート!

た〜っぷりとれました。
そしてなんとこの畑では、7月にみんなでトレーに種まきをしたブロッコリーも発見!
立派に育っている様子を見て、みんなとっても嬉しそうな表情で写真を撮ったり観察をしていましたよ♪

作業場に着くと、さっそく収穫したばかりの大豆を枝から外していきます。
これがかなりの量!親子で協力しあって、真剣な表情で黙々と集中する姿がありました。

もうしっかり茶色くなったさやは、振ってみるとカラカラ〜と大豆の音も♪みんなで鳴らして、さながら大豆の合奏状態に^^(笑)

ぜーんぶ取り終えると、ハウスの中に並べて乾燥させる支度を。

乾燥させることで、またここからどんな風に変化していくのか楽しみ!

さいごに、今日収穫した青大豆、黒大豆、赤大豆を茹でて試食♪
実際に食べ比べると、それぞれに豆の風味に違いがあり、おもしろい!
子ども達は「わたしはくろがあまくておいしい!」「やっぱりたべなれてるあおがいちばんだなぁ」などいろいろな感想を聞かせてくれました。

第四回はこれでお開き♪
次回は11月後半。およそ1ヶ月間かけて乾燥させた大豆を、いよいよさやから取り出してみたいと思います。
今日はお休みのお友だちもいたので、次回はまた全員元気に揃って活動できますように。^^お楽しみに〜!

text:Megumi Maruyama

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