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インゲンの奥深い世界

2020年6月4日

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普段何気なく食べているインゲン、実はいろいろな種類があります。

まずは、つるがあって上に大きくなる「つるあり」とそれほど大きくのびない「つるなし」。

また、莢(さや)の形で丸莢と平莢に分けられます。平莢では最近はモロッコインゲンの知名度が高いですよね。

最近では、柔らかい野菜が好まれることが多く、「つるなし」インゲンの方が柔らかい品種が多いため、人気です。ただ、農家さんによると「つるなし」は高く伸びず収穫する位置が低いので収穫時の腰への負担が大きいうえ、いっせいに収穫期が来てすぐに収穫期が終わってしまい、販売に苦労することもあるよう。

私たちの直売所ではその違いがわかりやすいため、つるなしインゲンが人気。また、平莢インゲンは食べ応えあって良いし、昔ながらのしっかりした丸莢インゲンも味わい深い。どれも、それぞれのおいしさがあり、きちんと意識して選び、調理すると楽しいです。ぜひ、店頭でスタッフに聞いたりしながら、選んでみてください!

text:Yusuke Shibuya

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