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はたけの半年間を体験しよう!第1回 体験レポート

2024年4月28日

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4/27より農いく!3回連続講座「はたけの半年間を体験しよう!」が始まりました♪
「育てる」「収穫する」「知る・学ぶ」「食べる」
の4つのテーマのもとに、はたけの半年間を体験していくこのプログラム。
お世話になるのは国立市の農家・佐藤英明さん(国立市)。研究熱心で説明上手な農家さんです。当日は体験活動に加えて、興味深いお話もたくさん聞けました♪

お天気に恵まれて(ちょっと暑いくらいでしたね…)始まった第1回の様子をレポートします。

里芋の植え付け!
みんなで植え付けから収穫までを体験する野菜は、里芋。
収穫を楽しみにしながら、プログラム最初に行ったのは、里芋の植え付けです。
まずは英明さんの説明&お手本タイム。



みんなが植え付ける里芋・東京土垂1号は、親芋、小芋、孫芋が取れる品種。
親芋はあまり流通しないけど、ホクホクとして、コロッケなんかにできますよ。秋の収穫の時はよかったら持っていってくださいね、と英明さん。
秋の収穫が楽しみです♪

説明を聞いたら、みんなも早速植え付け体験!
土に穴を掘り、種芋は芽を上にして置き、土をしっかり被せたら完了です。
みんな上手にできました!
   

春野菜の収穫
里芋を植え付けたら、春野菜の収穫です!
春キャベツにのらぼう菜、東京小町を収穫しました♪

まずは春キャベツの収穫から。
春キャベツがずらっと並ぶ畑にて、好きなものを1つ、選んで収穫しました。
大きいのを選んでね、という英明さんの声を受け、みんな1つ1つしっかりチェック!
しっかりと大きさある、美味しそうなものを上手に見つけるお子さんたちに、「みんな目がいいなあ、、、!」と英明さんがぽつり。^^
収穫は、安全に気をつけながら、英明さんと一緒に包丁を使って行いました。
みんな刃物はちょっとどきどきしたかな…?キャベツの収穫は力が必要だったかな?お子さんにとって、良い経験になると嬉しいです^^
 

お次はのらぼう菜。
のらぼう菜は手で簡単に、ポキポキととっていきます。
お子さんの背丈ほど伸びるのらぼう菜畑に入って、袋いっぱいに収穫しました!

炒めもの、パスタ、おひたしなどなど、えぐみがなくて、食べやすい、万能野菜ののらぼう菜。
ほとんどのお子さんが初めてとのことで、初めて食べるお野菜、楽しんでもらえていたら嬉しいです。^^

最後は東京小町というワケネギ。
収穫にはかなりの力が必要なので、英明さんが収穫し、みんなでわけわけ。

ちなみに東京小町は、東京都オリジナルの品種です。
このワケネギは、つくっている人が少ない品種。
また、品種登録されているため、その苗を無断で譲渡することは禁止されています。
…だから、根っこを切ってからじゃないと渡せないんです。
という大人にも興味深く、そしてちょっと難しい英明さんの説明に、
「じゃあ貴重ってことじゃん!」とお子さんからリアクションが。
難しい説明を理解していてすごいなあ、と感心してしまいました…!^^
なかなか食べられない、貴重な東京小町、美味しく食べていただけたでしょうか♪

畑探検

最後に春の畑をぐるっと探検。
畑で使う機械の見学も行いました!

英明さんの畑では、完熟堆肥(有機物が微生物によって分解され、完全に腐熟しているもの)が使われています。
その堆肥の元となるのが、梨の枝(英明さんは、梨農家さんです)。
たくさんの梨の枝を一気に粉々にするチッパーという機械を見学しました。短時間で、枝が一気に粉々に!大きな音にびっくり…!
その後は分解中の堆肥、完成した堆肥を見せてもらったり、分解中の堆肥を触ったり(表面は暖かく、堆肥の中は60度くらいにまで温度が上がるそう)。お話を聞いて、触るのにちょっとドキドキのお子さんも。
 
(怖くないよ!とフォローに入るお子さんもいて、なんだかほっこり!)

他にも、この時期畑で育っている空豆や、菜花の咲くかつお菜を見学したり、これから畑にどんなものを植えるのか、里芋は夏までどんな風にお世話をするのか などのお話を聞いたり。


(うまくいけば、里芋は大人の背丈ほどにまで茎と葉っぱが成長します!ワクワク!)


(空に向かって生えるから、空豆。みんな空豆が育つ様子、見れたかな…?)
英明さんの空豆は、5月中旬ごろに、みなさんのご自宅にお届けします。
収穫タイミングにこだわった英明さんのプリプリ空豆、ぜひ楽しみにしていてくださいね♪

7月の畑はどんな様子になっているでしょうか。
次回も、皆さんに畑でお会いするのを楽しみにしています♪

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