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田んぼ育ち。〜国立市泉・佐伯達哉さん

2020年8月19日

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先日国立市泉で農業をされている、佐伯達哉さんの畑にお邪魔しました。
タイトルの写真は「お米」ですが、この他にもナス、オクラ、里芋、菊芋、冬瓜、バターナッツ、ウコンなどたくさんのお野菜を育てていらっしゃいます。

中でも種類が豊富なのが「ナス」!
そこでこの記事では、佐伯さんの育てるナスについてお話したいと思います。

佐伯さんは米ナス、水ナス、白ナス、寺島ナスなどたくさんのナスを育てているのですが、どれもツヤツヤピカピカ!
この輝きには「田んぼ」が関係しているのです。ここでいう「田んぼ」とは、用水路から水を引き入れて自由に水をとることができる圃場を指し、佐伯さんの畑では多摩川から4日に1回水を引き入れています。
ナスがたっぷり水を吸収できるのでツヤツヤになるのですね!
そしてお客さんのもとへ届くまでを考えて丁寧に作業される佐伯さん。1日に収穫かご10個分ほどのナスを収穫し、ナスの品質を保つため一度発泡スチロールの箱に詰め替えて保管されています。
そして翌日の朝2時から袋詰めの作業を始めるそうです。私からすると「夜中の2時」ですが、佐伯さんは「朝」とおっしゃっていたのが印象的でした。
収穫後すぐに袋詰めをしない理由は、より良い品質のナスをお客さんに届けるためだそうです。収穫の際には気にならなかった点だったのが、翌日になるとナス全体に現れてきてしまうものがあるようで、そういったナスを一つ一つチェックして弾いているのです。

佐伯さんの愛情のこもったナス、ぜひ「しゅんかしゅんか」で買ってみてくださいね。
来月の「Newsletter」には佐伯さんについての特集が掲載されます。お楽しみに!
*「Newsletter」とは、農いく!のイベントの様子や、旬の野菜の生産者を紹介している小冊子です。「しゅんかしゅんか」や「くにたち村酒場」などの直営店舗に置いてある他、農いく!開催時などにも配布しています。

text:Amane Matsumura

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