農いく!とは?

スタッフインタビュー
農いく!とは?

「農いく!」が始まったきっかけは?どんな思いで運営している?
「農いく!」を通して実現したいことって?
事業立ち上げから企画運営に携わるスタッフ2名へインタビューしました!

●インタビューされた人

圓山 めぐみ/Megumi Maruyama

圓山 めぐみ/Megumi Maruyama

2012年夏入社。入社以来、「くにたち村酒場」接客スタッフ、「にしこくマルシェ しゅんかしゅんか」店長、経理・広報・人事などバックオフィス部門など幅広い部門を経験。
第二子の育休期間中に独学で保育士免許を取得。育休から復帰後、当時部門担当役員だった副社長渋谷とともに親子向け農体験事業「農いく!」の立ち上げに携わる。

渋谷 祐輔/Yusuke Shibuya

渋谷 祐輔/Yusuke Shibuya

取締役副社長。2011年春、代表取締役の菱沼と二人三脚で(株)エマリコくにたちを創業。以来、集荷、直売所立ち上げ、農家開拓などにおいて中心的役割を担ってきた、農家にとって最も身近な存在。
自身も二人の男の子を育てる父親であり、学生時代から「学び」や「教育」に関する関心が高い。

●インタビューした人

菅家 朋子/Tomoko Kanke

菅家 朋子/Tomoko Kanke

2020年秋入社。入社してすぐ「農いく!」のイベント運営サポートを任され、現場の雰囲気を最もよく知るメンバーの一人。今年からは飲食店「くにたち村酒場」に勤務、ホールでの接客を中心に担当。飲食店休業期間中には、農家さんの畑での援農活動や取材などを経験。

農いく!立ち上げまで

―直感的には、親子で畑に来て野菜に触れるという体験には
意味があるだろうなと、割と最初から感じていた

最初は本当に基本的なところから…まず農いく!が始まったのはいつですか?

2019年の秋です。

その年に農いく!を始めることになったきっかけは何だったんでしょう?

夏頃に、当時うちの会社に来てくれていたインターン生の子が収穫体験に興味があるっていう話で、じゃあ一回やってみようかということで国分寺の清水農園さんで開催したんですね。当時は、今みたいに充実はしてなくて、基本は「ただ畑に行って収穫する」だけ、みたいな。その時に、圓山さんは娘さんを連れて一般参加者という立場で参加してみてもらったんだよね。で、当日やってみたらすごくいい雰囲気になって。それは参加した圓山さんも同じことを思ってくれていて、「気持ちよかったですね」って。「あ、これおもしろいな」と思った。これまでも実は、単発でたまに農家さんのところでこういうイベントをやったことはあったのだけど。

あ、これまでにもあったんですね。

そう。でもいろいろと課題もあり定期的にはやれてなくて。それで今回久しぶりにやってみて感触がよかったと思ってる時に、ちょうど今取っている助成金(子供が輝く東京・応援事業/東京都福祉保健財団)を見つけて、これ出してみたら取れるんじゃないかなと圓山さんと盛り上がり、じゃあ出してみようか、みたいな。それで一次の書類審査、二次のプレゼン審査を経て採択していただき、まずは事業として走り出せる体制がいちおう整ったという感じでした。
直感的には、親子で畑に来て野菜に触れるという体験には意味があるだろうなと、割と最初から感じていて。それは清水さんのところでやった時の参加者の人の雰囲気とか、子どもの楽しそうな感じとか、農家さんの楽しい感じとかも含めて。という感じですかね、圓山さん?

そうですね。少し私の観点からの補足を入れるとすると、個人的なお話になってしまいますけど、第二子の育休中に保育士免許を取りたいなと思って勉強して、復職するタイミングにいちおう間に合って。そんなことと、当時のインターン生が企画してくれた収穫体験イベントへの参加がたまたま重なり、当時エマリコに子どもに特化した事業はなかったのですが、縁というか可能性を感じられました。

圓山さんはその清水農園さんのところでの収穫体験は、参加者として来ていたとのことですけど、実際にどうでしたか、参加者としてそういう場所に足を運んでみて。

なんかね、すごい楽しくて。…当時まるでポエムのような感想を書いて、夜中に渋谷さんに送りつけてましたね(笑)。「なんでこんなに楽しかったんだろう」って自分の中で整理したくなって。でも、案外感覚的なものだなあって思いましたね。それまではこの会社で働いていても畑に行く機会って実は多くなくて。集荷もしていないし、お店に立っていたり、あとは事務所でバックオフィスの仕事したりっていうことをしてきていて、あの日が一番、農家さんをすごく身近に感じられて、それがこんなに楽しいことか、っていうのを思ったんですよね。畑で収穫を体験する、それは自分がやるのもそうだし、自分の子どもが体験しているのを見るのがこんなに楽しいものかと思った。すごく、気持ちよかったし。

楽しいんだよね。

そう。あとは最初が雄一郎さん(清水農園)だったっていうのもすごくよかった。

よかったよね。なんかさっきのポエムのお話じゃないけれど、言語化が難しいんだよね。農いく!の良さって。

確かに…。

気持ちいい、とかそうなんだけど。楽しい、とかも全部そうなんだけど。

言語化しようとすると逆に伝わりきらない気がするっていう感じはありますよね。

うん、難しいよね。

でも、すごい気持ちよかったな〜。「ああ、こういう子どもとの過ごし方があるのか〜」って思えたかな。当時の自分にとっては新鮮な体験でした。

気持ちいいとか、すごい近い気がするね。あえて言葉にするなら。

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